厄とは「人間の生命や生活の健全と安定をそこなう要因になると考えられている災難・障害に関する心意現象」と書かれています。そして、厄日・厄月・厄年などがあるとも書かれています。(平凡社大百科事典より)
最近は厄年のことばかり、話題にのぼりますが、他の厄もあることを覚えていてください。例えば、お葬式の日として友引を忌むということがありますし、三隣亡という日もあります。これから何か事を始める、或いは行う日として忌む日が厄日なのです。
現在、もっとも知られている厄は厄年の事です。日本には古来から、人生の節目を「厄年」として忌み慎む習わしがあります。人間の一生のうち、何らかの厄難に遭遇する恐れの多い年齢をいい、医学の発達した現代においてもなお、万事に慎まねばならない年齢として、意識されています。
厄年というのは、現代の生活にもあてはまる人生の転換期であり、肉体的にも精神的にも調子をくずしやすい年齢といえます。厄年には神社に詣でて厄払いのご祈願を致しましょう。